まず初めに開業する物件を選定します。
開業する物件が決まらない限り、内装工事予算や導入する機器の個数が決まらない為、何よりまず物件を選定する所から始まります。
一度開業してしまうと、相当の費用をかけない限り、医院の場所を変更することはできないので、競争力のある良い物件を選ぶ必要があります。物件の良し悪しを決めるポイントは4つです。
患者に選ばれる医院になるには、まずは「存在を知ってもらうこと」が大切です。
目の前を通りかかった際に、「ここに〇〇科のクリニックがあるのだな」と認識されるのも一つの認識経路です。
人口の多寡によって、集患できる人数の上限が決まります。
必ずしも居住者の人口で考える必要はありません。「オフィス街で勤めに出てくる人が多い」「商業施設で買い物に来る人が多い」等も検討材料に加えることができます。
ランドマーク性とは言い換えると「説明がしやすい場所」という意味です。
「駅前の○○銀行○○支店の2階」「○○モール内の1階」等、一言で説明できる場所は、認知及び紹介されやすい医院の条件の一つになります。
医療の世界のWEBマーケティングが他業種に比べるとまだまだ進歩が遅いと言えます。
数十年前から開院しているクリニックは、長期に渡り、地域に医療を提供していることで、既に地域住民からの認知は十分というケースもあり得ますが、今後開業していく先生はそのような老舗医院にも負けずに集患していく必要があります。
開業エリアにWEBマーケティングに力を入れている医院が多いかどうかも確認します。